「歴史に興味を持たせるきっかけがほしいな」
とお考えのお母さん、いらっしゃいませんか?
それなら、神奈川県相模原市にある「史跡田名向原遺跡旧石器時代学習館」通称「旧石器ハテナ館」がおすすめです。ここは、実際の旧石器時代の遺跡に建てられた学びの場で、当時の人々の暮らしを五感で体験できます。
事前予約で、埴輪づくり体験など月替わりで体験できるイベントもあります。
展示は子どもにも親しみやすく、楽しみながら深い学びへつながる工夫が詰まっています。
【基本情報】史跡田名向原遺跡 旧石器時代学習館のアクセスと概要
所在地:神奈川県相模原市中央区田名塩田3丁目20-1
アクセス:JR相模線「上溝駅」からバスで約15分、「田名向原」下車徒歩3分
営業時間:9:00〜16:30(入館は16:00まで)
定休日:月曜日(祝日の場合は翌平日)、年末年始
公式サイト:https://www.city.sagamihara.kanagawa.jp/kurashi/shisetsu/bunka_shakai/library_etc/1002761.html
史跡田名向原遺跡旧石器時代学習館は、旧石器時代の遺跡である田名向原遺跡に隣接する学習施設です。
約2万年前の旧石器時代の人々の生活や文化について、出土品や復元された住居などを通して学ぶことができます。体験プログラムも充実しており、子供たちが楽しみながら歴史に触れる貴重な機会を提供しています。
2万年前のサバイバル術!石器と火で学ぶ旧石器時代の知恵
史跡田名向原遺跡旧石器時代学習館では、約2万年前の旧石器時代の人々の生活を、教科書では学べない五感を通して体験できます。展示室では、田名向原遺跡から出土した本物の石器や動物の骨などを間近で見ることができ、当時の人々がどのように狩りをし、食べ物を手に入れていたのかを具体的にイメージできます。
特に注目したいのは、復元された住居や暮らしの様子を再現したジオラマです。簡易な小屋に住み、焚き火を囲んで食事をしたり、動物の毛皮を加工したりする人々の姿は、子供たちの想像力を掻き立てることでしょう。
当時の人々が、厳しい自然環境の中でどのようにして生き抜いてきたのか、その知恵と工夫に驚かされるはずです。
さらに、この学習館の大きな魅力は、旧石器時代の生活を実際に体験できるプログラムが充実していることです。例えば住居の模型づくり体験では、70分の1のスケールで2万年前の住居の模型を作成します。住居構造が分かり、昔の人々の生活を実感できます。事前予約制なので注意してくださいね!
体験を通して、子供たちは、旧石器時代の人々が厳しい自然環境の中で生き抜くために、どのように知恵を絞り、道具を開発してきたのかを深く理解し、未来を生きる上での大切なサバイバル能力や問題解決能力を育むきっかけとなるでしょう。
【まとめ】考える力が育つ!旧石器時代への“はてな”を探しに行こう
史跡田名向原遺跡旧石器時代学習館は、約2万年前の旧石器時代の人々の暮らしを、体験を通して深く学べる貴重な施設です。教科書や映像だけでは伝わらない当時の知恵や工夫、そして生きるための力強さを、子供たちは肌で感じることができます。
子供たちの五感を刺激し、歴史への興味を深めるだけでなく、現代社会で失われつつある「自分で考える力」「工夫する力」「生き抜く力」を育むことにも繋がります。
リアルな遺跡を目の前にしながら、旧石器人の暮らしや工夫にふれ、自分自身で答えを探していく時間は、きっと忘れられない学びになるはず。
家族で一緒に、歴史のはじまりに思いをはせる体験をしてみませんか?