吉野ヶ里歴史公園は、弥生時代の巨大環壕集落跡として知られる吉野ヶ里遺跡を保存・公開している国営公園。
弥生時代の「クニ」の姿が、復元された建物や当時の道具、そして様々な体験プログラムを通して、まるで目の前にあるかのようにリアルに体感できます。子供たちの知的好奇心を刺激し、日本の歴史の大きな転換点である弥生時代について、深く学び、感動を与えてくれることでしょう。
遊具も充実していて、家族で一日たっぷり楽しめます。
- まが玉づくり・石包丁づくり体験などの古代技術体験
- 火起こしなど弥生時代の生活体験
- 弥生時代の住居見学や環濠集落の探検
【基本情報】吉野ヶ里歴史公園のアクセスと概要
所在地：佐賀県神埼郡吉野ヶ里町田手1843
アクセス：JR吉野ヶ里公園駅より徒歩15分／長崎自動車道・東脊振ICから車で約5分
営業時間：9:00〜17:00（季節により変動）
定休日：12月31日・1月の第3月曜とその翌日
公式サイト：https://www.yoshinogari.jp
この公園は、国の特別史跡「吉野ヶ里遺跡」を整備したもので、弥生時代の集落や建物が忠実に復元されています。広大な敷地には子どもが自由に走り回れるエリアもあり、歴史学習とアクティブな遊びの両方が楽しめます。
弥生人になりきれる！リアルな古代体験が満載
吉野ヶ里歴史公園では、弥生時代の道具や暮らしを実際に体験できるプログラムが多数あります。たとえば「まが玉づくり」や「石包丁づくり」は古代人が使っていた道具を自分の手で作ったり使ったりできるのが魅力です。
復元された高床倉庫や竪穴住居などを探検することで、子どもたちの想像力もふくらみます。弥生人に扮したスタッフがガイドもしてくれ、親子で学びながら楽しく過ごせます。
弥生時代（紀元前300年ごろ〜3世紀ごろ）は、日本で稲作が始まり、人々が定住してムラやクニをつくるようになった時代です。
- 稲作（米づくり）が全国に広まり、農業中心の暮らしに
- 金属器（青銅器・鉄器）の使用が始まり、道具が進化
- 環濠集落や高床倉庫など、防御と貯蔵の工夫が登場
- 「卑弥呼」などの支配者が現れ、国のようなまとまりができた
【まとめ】吉野ヶ里歴史公園で、日本の原点と未来への探求心を育む
吉野ヶ里歴史公園は、日本の「クニ」の始まりである弥生時代を、壮大な遺跡と豊富な体験プログラムを通して深く学べる、他に類を見ない場所です。復元された巨大な環壕集落や当時の暮らしの様子、そして体験プログラムを通して、子供たちは約2000年前の弥生人の息遣いを肌で感じ、歴史の奥深さに触れることができます。
この公園での学びは、単に歴史の知識を増やすだけでなく、古代の人々がどのように自然と共生し、社会を築き、技術を発展させてきたのかという、人類共通の知恵と工夫を学ぶ貴重な機会となります。それは、子供たちが日本の文化のルーツを知り、探求心を育む上で大きな力となるでしょう。座学だけでは得られない「体験」を通じた学びは、大きな記憶と理解に繋がるはずです。
ぜひ次の家族旅行は、佐賀県の吉野ヶ里歴史公園を訪れてみてください。ご家族で日本の弥生時代へタイムスリップし、お子さんの知的好奇心を刺激する、一日を過ごしてください。
